<   2006年 12月 ( 25 )   > この月の画像一覧

 

皆様良い年をお迎えください

 今年はホームページにお沢山の方においで戴き有難うございました。
 今年最後の日は気持ち良く晴れました。最後の太陽が、西の運河の方にしずんでいきました。今年、有難うと心の中で呟きました。
c0102727_175399.jpg
                              右はしにうっすら富士山が見えますね。

 今年のことは、きっと一生忘れられないでしょう。良いことも、苦しいことも、辛いことも、嬉しいことも、そして、新天地豊洲への、すべての引越しも。ゆっくりのんびりする暇などありませんでした。でも、ちょっと最後にゆっくり出来たかな。
 来年が、皆様にとって良き年となりますように。そして、来年も藍木野を、藍木野のホームページを宜しくおねがいします。
 神谷さん、皆さん、きっと、来年はもっともっと、「素敵ねー。」とうっとりしていただけるような作品を作りましょう。だって、藍木野の縫製の職人さんたちは、素晴らしいんですもの。久留米絣の織本さんも頑張ってらっしゃるんですもの。頑張ります。
  
 
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-31 17:18 | よしだの日記  

入魂の一着

 年末に向けて、藍木野が誇る仕立て職人達から、続々作品が送ってきました。
国の一級技能士の資格を持つベテラン新井さんからは、丸衿のピンタックワンピースが色々と。
来年力を入れてる形で、かわいらしさと上品さと兼ね備えた素敵なワンピースです。来年の展示会からお目見えしますのでお楽しみに。
 藍木野が期待している今油の乗ってる中堅、秋好さんからは、定番リバーシブルパンツと新作のブラウスです。気持ちのよいほど、びしっと、そして、ふんわりと仕上がっています。これらは、注文のものです。受け取った方はきっと満足してくださることでしょう。
 縫製のチーフ城崎の今年最後の作品は、ビッグコートです。藍木野スタッフ憧れのコートで半年待って、やっと手にしたスタッフ原田は、「今日は嬉しくて、眠れないと思います。」と。
 
 本人は早速羽織って大きな鏡でうっとり。c0102727_220071.jpg
 
 風の中ベランダでお披露目してもらいました。たっぷりと反物を使い、8枚剥ぎのフレアーラインがすてきです。着る人を幸せな気持ちにさせます。フードは大きすぎず衿のようになじみます。カーブのあるラグラン袖と箱ポケットが高級感をかもし出します。
 
 着る人は良く、「コートの裏を見せながら歩きたい。」といわれます。



 其の裏を見てみましょう。

c0102727_2214222.jpg
見返しはたっぷりと。袖周り、8枚剥ぎのそれぞれを方返しにして
縫っています。ぽけっとももちろん袋縫い。そしてポケット止め。
c0102727_2223577.jpg


 「このコートを一枚縫ったら、しばらくの間はこのコートは縫えません。」という職人さんの言葉がうなずける見事な、入魂の一品です。


 
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-29 18:33 | よしだの日記  

絣文様

古布NO10市松c0102727_16535260.jpg-12月31日分

久留米絣以外でも見られる日本の伝統の柄です。井上伝により、絣が生まれるずっとずっと昔から織られていた日本の、いや世界の、伝統柄です。これも縦横くくりの柄です。
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-29 17:01 | 絣文様  

絣文様

古布NO9四角-12月30日分
c0102727_16433093.jpg

これも縦横絣です。
円と違って四角をアレンジした柄は
数多く残されています。
着物用の小柄、そして
夜具用として織られた
布団柄に、たくさんの
楽しい幾何学模様が残されて
います。


ということは四角の括りは、縦横ながら計算しやすく、先人たちは、色んなアレンジを愉しんだのです。
良く見ると、緯糸、経糸の一本一本が写真でもお解かりになると思います。
追って、又夜具用の布団柄も紹介いたしましょう。

[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-29 16:52 | 絣文様  

絣文様

古布NO8円
c0102727_1624105.jpg

 円も長円も括りの技術は
高度な方です。縦横くくりです。
 それでは、円と、長円は
 どこがどう手間が違うか
お分かりですよね。縦、緯糸が
円の方が横に広い分括りが
多くなります。横、経糸の方は
、同じくくりですが、横に広い分
広がるように括る必要があります。

ですから、多少ですが、円の方が括りに手間がかかります。
霰と似ていますが、中心の色が出る所は括らないように計算が必要ですから
高度な技術と、手間がかかる柄ですよね。円の古布があまり残っていない、ということは
あまりこの円は作られなかったのですね。貴重な古布と言えます。
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-29 16:35 | 絣文様  

絣文様

古布NO7長円c0102727_2233542.jpg

 円の仲間です。
緯糸は分割する必要が
ないが経糸は階段状に分けて
括る必要がある。
 円より少しは簡単だが
技術のいる柄である。
 製品としても珍しくあまり
見られません。
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-28 22:14 | 絣文様  

絣文様

古布NO6三角c0102727_2156544.jpg


  鱗模様とも呼ばれる。
  三角形の一辺を一段ずつ
 階段状になるように
 括らなくてはいけないので
 高度な技術が必要となります。
 手くくりでしかできないものです。
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-27 22:04 | 絣文様  

久しぶりの美容室

4ヶ月ぶりです。
いつもの若葉台の美容室に城崎と二人で行きました。
オーナー手作りの外観を写真に取ってきました。c0102727_9462369.jpg
 もちろん内装も自分でということです。
 4ヶ月前とまた少しどこか違っていました。
 そうですね。
 お客様の待合の場所が
 ちょっとコンパクトに
 そして感じ良く。
 自然の木、れんがの素材が
 何気なくほっとする空間です。



いつもの心地よい鋏裁きで、私の頭もすっきりとちょっとかわいく?なりました。
この次は、2ヵ月後にはこれますように。
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-25 09:55 | よしだの日記  

絣文様

古布no5井桁
c0102727_9475871.jpg

久留米絣といえばこの井桁
を思い出される方は多いでしょう。
十字絣の変形です。
小さな柄は女性の主に普段着として、
大きな井桁は男の子たちの日常着の
着物として広く好まれました。





はっきりしていて、着る者を愛らしくする柄ですね。


この辺で一休み。
実はこれらの布は長年の私の収集や、日高さん、山村さんなどの協力
で集めた布です。
其の布の見本帳を作ろうということになり、6年程前から、少しずつスタッフ日高さんが整理してくれています。
c0102727_1085333.jpg

 
日高さんはこの3年ほどお孫さんの世話で一休みですが、この頃又時々骨董市に足を運んでいるようです。
お互いにゆっくり出来るようになったら、色々な絣見本帳を完成させ、布の整理をしたいねと話しています。
絣の布は私たちの恋人かな。
そして、井上伝はこの上ない大好きな人間です。

no6からは一休み後までしばらくお待ちください。
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-24 09:58 | 絣文様  

絣文様

古布no4亀甲赤入り80立
c0102727_8321555.jpg

no3の亀甲
の中心に朱を
入れた珍しい
物です。







 この反物は、スタッフの筑後地方の親族の方に戴きました。
亀甲は男性のよそ行きの着物や、着物のアンサンブルとして着る方が多かったようですが、朱入りは主に女性のよそ行きの着物としてが多かったようです。
 ちなみに、藍木野では、この反物は、どんな、御呼ばれにも着ていただけるように、テーラードのきちんとしたダブル打ち合わせのワンピースに仕立てました。高級感漂う一品に仕上がりました。
[PR]

by akino-yoshida | 2006-12-23 08:43 | 絣文様