入魂の一着

 年末に向けて、藍木野が誇る仕立て職人達から、続々作品が送ってきました。
国の一級技能士の資格を持つベテラン新井さんからは、丸衿のピンタックワンピースが色々と。
来年力を入れてる形で、かわいらしさと上品さと兼ね備えた素敵なワンピースです。来年の展示会からお目見えしますのでお楽しみに。
 藍木野が期待している今油の乗ってる中堅、秋好さんからは、定番リバーシブルパンツと新作のブラウスです。気持ちのよいほど、びしっと、そして、ふんわりと仕上がっています。これらは、注文のものです。受け取った方はきっと満足してくださることでしょう。
 縫製のチーフ城崎の今年最後の作品は、ビッグコートです。藍木野スタッフ憧れのコートで半年待って、やっと手にしたスタッフ原田は、「今日は嬉しくて、眠れないと思います。」と。
 
 本人は早速羽織って大きな鏡でうっとり。c0102727_220071.jpg
 
 風の中ベランダでお披露目してもらいました。たっぷりと反物を使い、8枚剥ぎのフレアーラインがすてきです。着る人を幸せな気持ちにさせます。フードは大きすぎず衿のようになじみます。カーブのあるラグラン袖と箱ポケットが高級感をかもし出します。
 
 着る人は良く、「コートの裏を見せながら歩きたい。」といわれます。



 其の裏を見てみましょう。

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見返しはたっぷりと。袖周り、8枚剥ぎのそれぞれを方返しにして
縫っています。ぽけっとももちろん袋縫い。そしてポケット止め。
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 「このコートを一枚縫ったら、しばらくの間はこのコートは縫えません。」という職人さんの言葉がうなずける見事な、入魂の一品です。


 
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by akino-yoshida | 2006-12-29 18:33 | よしだの日記  

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